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2010/12/07(火)


私のくだらない雑談でコメント欄を汚しては申し訳ないので、こちらに書こうと思います。

一口にソフトウェア開発と言っても、その領域は驚くほど広いです。「私はプログラマです」という人同士の会話で、相手の言ってることがちんぷんかんぷんだった、というのはよくあることです。

このコラムのコメント欄を見て、私もAhfさんと同じ感情を抱きました。人それぞれ色々な環境に身をおき、色々な経験をし、そしてそれを通じて色々な意見・主張を持っているのだなぁ、ということです。
例えば、ここでコメントなさっているかるたやさんは、

>ソースコードの可読性が良いからといって、保守性に優れているとは思えません。

と言っています。ソフトウェア開発者の多くがあまり新鮮味のない保守業務(というと御幣があるかな?)に従事しているなかで、主にプロトタイプ開発をなさっているという、なんともうらやましい環境にいる方で、コラムの内容も大変面白くいつも拝見させていただいています。この方のように常に新規開発をしている現場では、度重なる仕様変更や長期化した保守工程によってボロボロになったソースコードを見る機会は恐らくあまりないのでしょう。あくまで一例ですが、私のコラムにある坂本さんのコメントでは、引継ぎ業務においてその深刻さを物語っています。
また同じくコメントなさっているインドリさんは、周りのプログラミングスキルの低さに相当苦労なさっているようです。

このような環境の違いははなっから想定されるべきことですが、保守性や可読性といった基礎工学的な話をする場合は、論点以外の要因を注意深く取り払わないと議論が発散しかねないんですね。インドリさんの主張は単に周りのスキルレベルの低さが問題なだけなように思いますし、Ahfさんの現場では、そもそも上流工程に保守性の観点が盛り込まれていないことが問題なように思います。

ソフトウェア工学が対象とするものは、主に中~大規模のプログラムにおける技術論であったり方法論であったりすると思っています。なぜなら小規模なものはどう作っても意外となんとかなるからで、あまり本質的な問題は出てこないんですね。たいていの場合、設計工程がごっそり抜け、保守工程がプログラマの力ずくで成り立っているので、下流工程は相当優秀な人でないと勤まりませんけどね。

色々言いましたが要するに工学の話をする場合は、プロジェクトが良好な業務で遂行されている前提に立ち、それでもなお問題が起こる場合を議論しなければならないと思うのです。そしてそこで生まれた工学的な思想は、大部分が小規模プログラムにも適用できるものになるでしょう。

ちなみに私はソフトウェア工学なるものをまともに勉強したことがありません。あくまで実際の現場で得た経験や、それに付随する学習をもとにしたものであり、ここでの主張は決して机上の空論になっているとは思いません。
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